インド代表者からのメッセージ:
1989年に設置・認可を受けた聖隷希望の家は、障害をもつ人々、とりわけ知的障害をもつ人々に対する総合的な生活向上のための活動をしています。活動を開始した1989年当初、その活動は小さなものでしたが、現在では122名の障害をもつ人々に3つの施設で直接的にサービスを提供しています。また、74名の障害をもつ人々には、地域リハビリテーションプログラムを通し、間接的なサービス提供をしています。
我々の目標は、障害をもつ人々に十分な教育と訓練を提供し、地域の中で収入または仕事を得ること、暮らしていけるようにすることです。
私自身は、JCSWL(Japan Christian Social Work League)の元研修生であり、聖隷グループの関連施設で研修を受けました。(聖隷の創始者である)故長谷川保氏に多くの感銘を受けた私は、社会福祉のあるべき姿を見出したのです。聖隷グループは、聖隷希望の家を設立するための土地と建物を購入する際、資金の一部を提供してくれました。我々の活動の中で彼らの支援を感謝し、忘れることはありません。また、聖隷クリストファー大学社会福祉学部の学生を、「国際福祉実習」として我々の施設に受け入れています。
現在、ケララ州にいる知的障害をもつ人々はおよそ80万人と言われており、そのうちリハビリテーションなどの訓練を受けている人は、2万5千人に満たない状況です。現在訓練を受けていない人々も訓練が行えるようにすることが早急に求められています。地域リハビリテーションプログラムを各村々で開設し、さらに多くの人々に訓練とリハビリテーションを行えるようにすることが我々の目標でもあります。
障害をもつことで差別をされている人々が、我々健常者同様に社会の構成員として生活できるよう、心と体をひとつにして働きたいと考えています。「本当のことを言おう。私の兄弟であるこのもっとも小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」と聖書に書かれていることを信じ、実践していきたいと考えています。私達は喜んで神に仕えているのです。